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九份の楽しみ方 |違う楽しみ方で九份を満喫しよう!


九份の楽しみ方 |台湾北部の有名観光地として名を馳せている九份、半日や一日の時間をかけて、思う存分九份を楽しむのが一番おすすめ!しかし、旅行時間上では1~2時間しか滞在できない方も多いのでは?今回は、趣味や好み別で、違う九份の楽しみ方をまとめてみましょう~

九份の楽しみ方 |グルメを満喫

九份の楽しみ方 |グルメ・阿蘭草仔粿

▲阿蘭草仔粿

台湾旅行で言えば、やはりグルメでしょう!九份の有名グルメは小腹をすいた時に最適なB級グルメの「小吃」が多いですが、全部食べたい!と思う人は小腹だけではなく、ちゃんとお腹すいておいてきたほうがおすすめです!九份芋圓、九份魚丸、紅糟肉圓、草仔粿…などなど、一品一品の量は多くないですが、ちゃんとお腹にたまります!家族や友人でシェアして食べるや、現地で食べるものとお土産でホテルまで持ち帰れるものを分けるなど、計画をあらかじめ立てるのもいいかもしれません!

九份の楽しみ方 |グルメ・魚丸伯仔

▲魚丸伯仔

九份の楽しみ方 |グルメ・阿柑姨芋圓

▲阿柑姨芋圓

九份人気グルメ | 台湾九份の人気グルメまとめ
九份お土産 |九份人気お土産【グルメ】

九份の楽しみ方 |買い物・お土産

食べ物のお土産以外に、九份では台湾観光お土産に適する雑貨商品などの店も多いです!

九份の街に流れてくる涼やかな音色の「オカリナ」、本格的な高価オカリナもありますが、お土産に手頃な商品もいっぱい。特殊な筆や指、掌で可愛い花など縁起がいい絵を使って文字を書く「花鳥画」は掛け軸や扇子に描いてもらうことや、枠に入れてもらうこともできます。「內雕」の技術を使って、好きな印鑑本体と好みなフォントと文字を最速5分でできちゃう印鑑。お手頃の値段でカスタマイズができます。どれも自分用やお土産用としても気軽く購入できます!

▼カスタマイズができる「花鳥画」

九份観光お土産 |九份人気お土産【雑貨商品】

九份の楽しみ方 |台湾茶を楽しむ

台湾に来たら一度は台湾茶の飲み方、お茶の楽しみ方を試したい!でも茶芸館って、なんとなく敷居が高く入りづらいなぁと思っている方も多いではないでしょうか?
九份ではお茶屋や茶芸館が多く点在してあり、ほとんどの店が気軽く入れます。九份の山景色も海景色も見渡せながらお茶を楽しむ店も多いです!雨の日には霧がかかった幻想的な九份の街を眺め、ゆっくり過ごせることもできます。

九份の楽しみ方 |台湾茶を楽しむ
注意点は有名な店は予約できないところが多いですので、入店まで待ち時間がかなりかかる場合があります。

九份の楽しみ方 |台湾茶を楽しむ・九份茶坊

九份天気 | 雨の日の過ごし方・茶芸館

九份の楽しみ方 |九份の歴史を辿る九份の楽しみ方 |九份の歴史を辿る・九份昇平戲院

九份の歴史を知りたいのであれば、「九份昇平戯院」は絶対外せません。九份の歴史と共に歩いてきた昇平戯院は1960年代の劇場を再現し、まるであの時代へタイムスリップしたような気分が味わえて、あの時代の懐かしさと劇場の雰囲気が堪能できます。

九份昇平戯院 | 北台湾最も古い劇場へタイムスリップ

九份金鉱の歴史を体感してみたいのであれば、鉱山坑道を再現された「九份金鉱博物館」へ是非行ってみてください!

九份の楽しみ方 |九份の歴史を辿る・九份金鉱博物館九份金鉱博物館 |九份穴場・元九份鉱山労働者の家で歴史を知る!

九份老街は主に「基山街」「輕便路」と「豎崎路」がメインストリートとなりますが、このメインストリートの間を通す「穿屋巷」という路地は九份地域の特別風情!「穿屋巷」というのは家を通り抜ける路地という意味、かつて山地域に構えた九份街の住民たちは便利を取って他人の家を通り抜ける路地を使っていました。現存している穿屋巷は本当に民宅を通り抜けることはないですが、他人宅の敷地を通るような雰囲気ですので、歩いていて非法侵入しちゃった?くらいドキドキしてくることも!

▼九份穿屋巷

皆が知る九份老街の範囲からちょっと外しますが、九份の歴史を辿りたい方は昇平戯院を通り越して、輕便路をさらに進むコースもおすすめです。

▲九份五番坑

昇平戯院を通り越してからちょっと進むと見えてくる「五番坑」、今は閉鎖されましたが、近距離で九份かつてに盛んだ鉱業の坑道が見えます。さらに進んで「頌德公園」へ、当時九份の鉱業会社創業者のために建てられた公園です。輕便路の突き当りにいる「九份山磅坑口」は昔九份の街の入り口。このトンネルを出ると民家も人足も一気に減ります。ジブリ映画「千と千尋の神隠し」の中のトンネルの雰囲気に似ていると最近は写真スポットにもなっています。

▼頌德公園

▼九份山磅坑口

九份の楽しみ方 |九份の歴史を辿る・九份山磅坑口

九份の楽しみ方|景色を堪能

九份の景色と言ったら、まずはどんな景色を浮かんできますか?一番は恐らく色んな台湾ガイドブックの表紙にもなっていた赤提灯の石階段や阿妹茶樓の風景ではないでしょうか?

九份は町風景以外にも、お茶屋やB級グルメの店でも山景色や海景色を眺めることができる店が多いのが売りの一つ!天気いい時に海景色を一望ができ、霧がかかった時は幻想的な風情に変わり、昼間、夕方、夜、時間の流れにつれ、別々の顔をあらわす九份!何回も来たくなる九份の魅力でもあります!

九戶茶語

九份の楽しみ方|芸術の街

九份が持っている独特な山地域な風情と栄枯盛衰の歴史、多くの芸術家はその奥深さと渋みを帯びた所に惹かれて、九份で住処を構え、工房や茶芸館などを開いて、この街で生活をしていて、芸術を九份の街の所々にまき散らしていました。

九份の楽しみ方 |芸術の街・九份茶坊

九份の楽しみ方 |芸術の街・九份茶坊

「九份茶坊」のオーナー洪志勝さんは九份の景色に魅せられ、長らく廃墟だった住居を1991年に、アートスペース兼茶芸館に生まれ変わらせました。侯孝賢監督の映画「戯夢人生」のロケ地でもある「九份茶坊」はどこもかしこも懐古的で美しい芸術空間!他にもギャラリーを経営していて「九份芸術館」、「陶工坊」、そして「天空之城」。お茶だけではなく、陶器・絵画作品、芸術と共に九份の美しい景色が楽しめます。

九份の楽しみ方 |芸術の街・山城創作坊
オーナーと可愛い猫ちゃんが主役の茶芸館「山城創作坊」、陶芸家でもある芸術家のオーナー夫婦。店では一階は二人の仕事スペース、二階はギャラリー、お茶をいただける三階にもオーナー夫婦二人の作品や友人の芸術家の作品がいたるところに展示されています。

他にも釘畫アーティストの胡華達さんの工房を改築した「野事草店Wild Herbs」など、多くの画家やーティスト、いろんな芸術家が九份で活動してあります。みんなも九份に来て好みの芸術を探してみてください。

※九份地域の芸術家(中国語ページ)
https://artist-map.ntpc.gov.tw/xmdoc?xsmsid=0H076609271877862722

いかがでしょうか?
目的別で九份の楽しみ方をまとめてみましたが、滞在予定時間や好みで、自分だけの九份の楽しみ方を計画してみましょう~