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九份観光&時間 台湾観光の定番コースとなった九份。その眺望のよさと情緒あふれる街並みで多くの観光客を引き寄せています。半日で廻れる観光スポットですが、ゆっくり歩いてみると奥が深く、行く度に新たな魅力を発見できる場所でもあります!人気スポットや観光最適時間などの情報を手にして旅に出かけましょう~♪   ■まずは九份の歴史を簡単におさらい 台湾北部の新北市瑞芳区にある山間の町・九份。日本統治時代に金鉱山として台湾有数の栄華を極めました。しかし、その後主要鉱物だった金と石炭の生産量が減り続け、1971年に閉山。衰退の時代を迎えます。 再びスポットライトを浴びたのは1989年。侯孝賢監督の映画「悲情城市」の舞台となったことで観光地として注目されることになりました。さらに日本では宮崎駿監督が映画「千と千尋の神隠し」の着想を得たという噂が広まって人気が高まり、レトロな街並みに似合う茶芸館やカフェが軒を連ねていったのです。   ■九份への行き方、交通手段・アクセス方法 台湾九份行き方 | 人気観光スポット九份の行き方まとめ ご参考ください。   ■とにかく雨が多いので、雨具は必携! 景色とくに夜景が美しいことで知られる九份ですが、海沿いの山間部なのでとにかく雨が降りやすいのが難点。昼間は晴れていたのに夜にはどしゃぶり…なんていうことも。通常は天気予報を見て準備してくださいとおすすめしますが、ここ九份はとにかく雨が多いし、屋根のない場所も多いので、雨具は必ず持っていきましょう!傘だけでなく、防水力のあるアウターを着ることをオススメします。冬場の気温は予想以上に冷えるので、きちんと防寒してお出かけください。また、九份は山の斜面にあり、急な階段が多い観光地であるため、歩きやすい、滑りにくい靴を履くことがおすすめです。 ◎交通部中央氣象局-新北市 瑞芳區 九份観光&時間 |【基山街/九份老街】 九份のメインストリート基山街(舊道口から急階段までの道)に入ると、さっそく商店が密集しています。九份観光はここからのスタートが一番王道な観光ルートです!普通に歩けば10分程度の距離なので、観光所要時間は約1時間で九份を回れますが、この基山街だけで数時間遊べてしまい、予定以上観光の滞在時間が延びるのが九份のすごいところ。一軒目のお土産屋さんから、店頭にレトロなオモチャや驚くほど安い値段の耳かきなどが置いてあって思わず足を止めてしまう。一店舗が小さいので、混在具合は台北以上です。お土産店、小吃&B級グルメ、特産品、台湾雑貨など、いろんな店が点在! ◎基山街の店営業時間は夜19時前後までとなるのが多いです。夕暮れや夜景を堪能してからでは閉店時間に間に合わないかもしれません。 九份観光&時間 |【豎崎路/赤提灯の石階段】 豎崎路って言ってもピント来ないと思いますが、九份と言ったら一番に浮かんで来るそのイメージ!「千と千尋の神隠し」のモデルになった噂の提灯が並べて急な細い階段道が豎崎路!九份の代名詞ともいえる赤い提灯が延々と飾ってあった豎崎路の階段を見上げると、ああ九份に来たな、と実感して旅情が高まります。昼間の時間帯でもみんなが写真を撮りために立ち止るので、とにかく混雑!一番気になるのは提灯のライトアップ時間、実はライトアップ時間は日没時間が基準とされ、毎日時間が異なりますので、一定な点灯時間はないです。提灯のライトアップを目当てに夕方以降の時間帯では休日はもちろん、平日でもとにかく鬼混雑!!ですが、あちこちの雑誌やガイドブックに写真が載っている「阿妹茶酒館」の外観など、自分の目で見るとやはり一段と美しく、幻想的なもの!また、この石階段の豎崎路に「阿妹茶酒館」以外に茶芸館やお茶屋さんもたくさん!好きな店に入って、お茶しながらゆっくり幻想的な景色を堪能することもかなりおすすめ! ◎急な石階段のため、薄暗い夕暮れや夜の時間帯は特に、写真撮影に夢中の際にはぜひ足元に気をつけてください! ◎夕方以降、帰り道のバスもとにかく混雑!帰り時間にもぜひ注意して観光してください! 九份観光&時間 |【昇平戯院】 1934年(昭和9年)、ゴールドラッシュが栄華を極めていた九份に建てられた劇場です。日本時代に完成した建物で、鉱山事業の衰退と共に1986年に閉館となりましたが、2011年9月にリニューアルオープンしました。 実は昇平戯院は、1914年に別の場所で営業を開始したのが、1934年に現在の場所に移動し、現在の建物は1962年に改築されたものです。ここは九份の黄金時代を象徴するバロック様式の娯楽施設で、館内の2階はU字型、柱は六角形。当時の長椅子は折りたたみ式で、1000人ものお客さんを収容することができました。映画の上映中は吹き替えや解説をする人もいたそうです。現在劇場内には昔の映写機や映画のポスターが並んでいます。1989年、九份をロケ地とした映画「悲情城市」が、ベネチア国際映画祭でグランプリを受賞したことで、再び脚光を浴び始めます。現在は午前中に九份の歴史を紹介するドキュメンタリー映像を流し、午後は昔の映画上映を行う映画館となっています。入場料は無料です。 昇平戯院の前では広場とまでには言えないですが、少し広がった場所があり、赤提灯が点灯後の時間帯ではまた昼間と風情がからっと変わって、映画の中みたいな雰囲気に!また、ここから豎崎路の階段の上を向かっての角度も有名な写真スポット。昼間の時間帯でもここなら九份の雰囲気ばっちり撮れます! もっと昇平戯院が知りたい:九份昇平戯院 | 北台湾最も古い劇場へタイムスリップ 九份観光&時間 |【軽便路】 九份に来たら、ほとんどの人が「舊道口」から入り、メインストリートの基山街をクネクネ進み、赤提灯の石階段を下に降りていく。ですが、週末は人も多くて、揉まれ揉まれて店をゆっくり見ないまま、いつのまにか階段を降りてしまっていたということが…。そんな時!穴場の店が多い軽便路も散策してみましょう! 基山街(舊道口)の入り口辺りに公衆トイレがあり、すぐそばの階段から降りての道は軽便路になります。感覚というと、メインストリートの基山街の下に基山街と平行に進む道(クネクネ感も同じ位)。軽便路に降りてから一気に観光客の足が少なくなるのが少々心細いかもしれませんが、目の前に広がれた九份の景色にすぐ心掴まれます!階段降りてすぐ見晴らしのいい所にちょっとした展望スペースもあります。ここがいい写真スポットになります!山と海と夕日、見晴らしのいい日には最高な景色です!九份に多い雨の日でも、霧にかかった景色はまた違う九份の風情が堪能できます。 シャッターを押したくなる景色を右手に進みましょう。途中道がクネクネと狭くなり、やはり心細くなるかもしれませんが、右側にカフェや穴場の店が1軒、2軒とだんだん現れてきます。ここのカフェはテラス席が用意される店が多く、九份の景色を見ながらのコーヒーやティータイムもおすすめです。 さなに進みますと、人足が多くなりだんだん賑やかな感じになってきて、赤提灯の石階段/豎崎路との交差で目の前は昇平戯院!基山街より店の数は少ないですが、混雑の時間帯に軽便路を使って混雑回避にはいい策になるかもしれません。   いかがでしたか?九份の九份観光の人気スポット&観光時間をおさえながら楽しみ方は多種多様。皆さんも是非自分なりの楽しみ方を模索してみてください!   ▼▼おすすめ記事▼▼ 九份人気グルメ | 台湾九份の人気グルメまとめ 九份天気 | 雨の日の過ごし方・茶芸館
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